それにしても華々しいデビューでした。
このアルバム、売れに売れまくったんでしょうね。
本作からは「Wasted」「Jesus, Take The Wheel」「Before He Cheats」の3曲が
ビルボード・カントリー・チャートの1位に輝き、一躍スターダムに...。
それも次作のシングルも含めて、シングル・カットされた曲が7曲連続チャート1位という
カントリー史上初の快挙を成し遂げたのですから。
彼女のヴォーカル・スタイルはそれほどカントリー臭を強く感じさせず、
逆にパワフルで伸びのある唄声が魅力です。
カントリー~ポップ・フィールドで大きくアピールできる逸材ではないでしょうか。
ルックスもご多分にもれず美形で、それもそのはず「アメリカン・アイドル」という
「アイドル発掘」的な番組でチャンピオンになったとか...。
「Before He Cheats」のようなマイナー調のロック・チューンなどもパワフルに
唄いこなす実力を持ち、高音部の伸びも素晴らしいです。
デビュー作にしては、プロデューサー(ダン・ハフ)やソング・ライター(ダイアン・ウォーレン)
などにも恵まれたラッキーなスタートでした。やっぱり美形は得だね。