ん~、ニック・ロゥと言えば、ジョン・ハイアットやライ・クーダーとつるんでた、
というイメージしかないんですよ、ホント。だからこのトリビュート・アルバムを聴いても
原曲に疎いので、イマイチ、ピンとこないのも悲しいかな、事実です。
まずは収録曲を
DAR WILLIAMS / ALL MEN ARE LIARS
GRAHAM PARKER / THE ROSE OF ENGLAND
TOM PETTY & THE HEARTBREAKERS / CRACKING UP
SLEEPY LaBEEF / HALF A BOY AND HALF A MAN
GREG BROWN / WHERE'S MY EVERYTHING?
MARSHALL CRENSHOW / TELEVISION
JOE CRAY / SHTING SHTANG
ANDREA RE / WHEN I WRITE THE BOOK
MARSHALL CRENSHOW & CHRISTINE OHLMAN / CRUEL TO BE KIND
CHARLIE MUSSELWHITE / FAITHLESS LOVER
GUY DAVIS with LEVON HELM / SOULFUL WIND
JOE LOUIS WALKER / (WHAT'S SO FUNNY 'BOUT)PEACE, LOVE AND UNDERSTANDING
ELVIS COSTELLO / EGYPT
グレアム・パーカーやトム・ペティ、チャーリー・マッセルホワイト、リヴォン・ヘルム、
ジョー・ルイス・ウォーカー、エルヴィス・コステロなど、ちょっとそそられそうな名前が
ありますが、期待したほどのことはなく、しいて言えば(ワタシ的には)
チャーリー・マッセルホワイトの淡々としたヴォーカルとハーモニカ、
そして"第二のロバート・クレイ"として売り出したジョー・ルイス・ウォーカーあたりが
お気に入りです。それにしてもこのジョー・ルイス・ウォーカー、ロバクレを意識してたのが
80年代中盤だったと思うのですが、21世紀になってもロバクレ・モードなのが
ちょっと微笑ましいですな。
またグレアム・パーカーの「The Rose Of England」、どこかジョン・ハイアットを
思わせる瞬間もあり、アコーディオンもなかなか効果的で良し!