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THE ROLLING STONES 「ANGIE / SILVER TRAIN」     1973

『1年半の沈黙を破って発表する世界一のロックン・ロール・バンド、
ローリング・ストーンズのニュー・シングル!』

 このレコードがリリースされた73年は、ストーンズ来日公演が中止になったり、
ミック・テイラー脱退説が流布したり、と、何かとストーンズ・ファンには話題の多い年でした。

 この「悲しみのアンジー」、異色と言えば異色、アコギのイントロ、続くニッキー・ホプキンス
のピアノ...まさに日本人好み?特にストーンズ・ファンでもなかったワタシが
ミック・テイラーのアコギをコピーしている横で、大のストーンズ・ファンを自称する友人の
一言...「こんなかったるいのストーンズじゃぁねぇよ!!!」
ストーンズ・ファンは "通"ぶるのでありました。

 当時、ミック・ジャガーの「ア・インジー」という発音に惹かれ、そこばかりマネしてたっけ。
ストリングスも被さって、哀愁を帯びた曲は、アンチ・ストーンズにも受け入れられてました。

 ここに唄われている「アンジー」という女性、ディヴィッド・ボウイの元妻、とか
マリアンヌ・フェイスフルだとかいう説もあるようですが、こんなきれいな唄にしてもらって
さぞ嬉しいでしょう。

 B面の「Silver Train」、もちろん「Angie」とはまったく違った曲ですが、
ミック・テイラー御得意のスライド・プレイが聴ける曲で「Angie」と同じくらい好きでしたね。

 さて次回の「70’s」は「SHAKTI WITH JOHN McLAUGHLIN」を予定してます。