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JULIANNE BAIRD & RONN McFARLANE 「THE ENGLISH LUTE SONG」     1988

 ヘンデルあたりを得意とするソプラノ、ジュリアン・ベアードと
リュート奏者ロン・マクファーレーンが17世紀初頭の英国のリュート・ソングを
集めて演奏したものです。

 このあたりの音楽に関してはまったく無知なのですが、弦楽器としてのリュートには
ちょっと興味があり調べたところ、ガット弦を複弦にして張ったもので、
弦数は6コースから多いもので14コースもあり、後世のギターほど弦のテンションは
高くないため、弦を優しく撫でるように弾く楽器なので、柔らかく繊細な音が出るようです。

 日本人の奏者ではつのだたかしさんが有名ですね。そう、あの漫画家つのだじろうさんを
兄に持ち、また、ミュージシャンつのだ★ひろさんを弟に持つ角田家の四男です。
ちなみに長男は床屋さんで、日本ではじめてアフロ・ヘアーを手掛けたヒトらしいですよ。

 ハナシは角田家の方に行っちゃいましたが、とにかくこのリュートという楽器と
ソプラノが織り成す艶と潤いは美しい! 例えがヘンですが、ジャッキー・マクシーと
ジョン・レンボーンのデュオを古楽風にするとこんな感じ?
ジョンは元々、古楽器に精通してるし、でもジャッキーは透明感ありすぎ?