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GARTH BROOKS 「FRESH HORSES」     1995

『恋をするたびに、優しさは進化する』

 8枚目のアルバムになりますが、過去の7枚の通算セールスは5400万枚で、
この時点で、全米4位となってます。
(ちなみに1位はビートルズ、2位ビリー・ジョエル、3位イーグルス、現時点では
記録を塗り替えてるかもしれませんね。)

 邦題は「恋はひとりよりもせつない」、96年のビルボード・アルバム・チャートの年間7位で、
ちなみに1位はアラニス・モリセット「JAGGED LITTLE PILL」
2位はマライア・キャリー 「DAYDREAM」、3位セリーヌ・ディオン 「FALLING INTO YOU」
となっており、カントリー系では6位のシャナイア・トェイン 「THE WOMAN IN ME」に継ぐ
ポジションで、いかにガースの人気が沸騰してたか、がわかります。といっても沸騰点で、
以降は少しずつ翳りが見えたりもするのですが。

 「The Fever」のような、"ライヴ沸騰点誘発曲" もガースの大きな魅力、
また、「That Ol' Wind」や「The Change」のようなバラードも、また魅力です。
ちなみに、「The Fever」はスティーヴン・タイラー&ジョー・ペリー(あのエアロスミス)の
曲だということを知ったのはつい数年前でした。(笑)

 タイトル曲の「恋はひとりよりもせつない」、原題は「She's Every Woman」、
"ドキドキハラハラさせてくれる彼女だけど、忘れられない彼女" 的な内容の曲で
なかなか粋な邦題をつけてくれたものです。(吉元由美さん)

 ラストの「Ireland」、印象的なドラムスのビート、そしてハーディ・ガーディの音色が
挫折しそうな男の「アイルランド讃歌」なのでしょうか。