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V.A. 「THE UNPLUGGED COLLECTION Volume One」     1990-1994

 MTVの「アンプラグド」の名演を集めたコンピです。

 まずは曲目を

 STEVIE RAY VAUGHAN 「Pride And Joy」
 ERIC CLAPTON 「Before You Accuse Me」
 LENNY KRAVITZ 「Are You Gonna Go My Way」
 SOUL ASYLUM 「Somebody To Shove」
 k.d.LANG 「Barefoot」
 PAUL SIMON 「Graceland」
 ELTON JOHN 「Don't Let The Sun Go Down On Me」
 NEIL YOUNG 「Like A Hurricane」
 ROD STEWART 「Gasoline Alley」
 JOHN MELLENCAMP 「Pink Houses」
 PAUL McCARTNEY 「We Can Work It Out」
 ELVIS COSTELLO & THE RUDE 5 「Deep Dark Truthful Mirror」
 DON HENLEY 「Come Rain Or Come Shine」
 ANNIE LENNOX 「Why」
 10,000 MANIACS 「Don't Talk」
 R.E.M. 「Half A World Away」

 「UNPLUGGED」といえば、エリック・クラプトンやロッド・スチュアート、ニール・ヤングなど
丸々アンプラグド・アルバムを出してるヒトもいるし、特にエリック・クラプトンなどは
アンプラグドのおかげで、日本で超メジャーな存在になり、ロックを聴かなかった層にまで
アピールできたのでは? そういった意味では、演奏力以上に歌唱力が問われるライヴの
スタイルではないでしょうか。

 SRVの「Pride And Joy」も素晴らしいですが、自分の認識を新たにさせられたのは
レニー・クラヴィッツでした。あのヒット曲をマディ・ウォーターズ風にアレンジし、
スライド・ギターをフィーチャーしたブルーズに仕立て上げた彼の着眼点は賞賛に値するでしょう。

 厳密に言えば、アンプラグドと言いながら、プラグドしてるミュージシャンも中にはいるわけで
ワタシ的には、すべてアンプラグドにこだわって欲しかった、という気もしますが。

 自分の持ち歌ではなく、スタンダードの「降っても晴れても」を唄ったドン・ヘンリー、
誰のアイデアか知りませんが、ちょっとミス・マッチの感もあり。
「スタンダードも唄ってみました」的なイメージですが、このアルバムの中で、
ひときわ異彩を放ってるのも事実ですね。このあたりから、ポップ・シンガーらが
スタンダードのカヴァーを唄うのが流行りましたね。ほとんどハズレでしたが。(笑)