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V.A. 「GRAMMY NOMINEES 2009」     2008

『今、売れてる曲だけ。超絶!大ヒット曲ワールド。』

 さて、グラミーも終わりました。ご贔屓のアーティストはいかがだったでしょうか?

 我々は毎年、今の時期にTVなどでグラミー賞の生中継や編集録画などを目にするわけですが、
実は、ここに至るまで4つのステップを踏んで選出されるのです。
 
 先ず最初は「エントリー」、アカデミーのメンバーと各レコード会社がエントリーしなければ
なりません。その年度に初めてリリースされたもの、とか全米で市販されたものである、
とかいくつかの条件があります。

 次に「予備選考」、専門家(数百名にのぼる)によって、条件の適合性、部門の妥当性などが
検証されます。

 そして3番目は「ノミネーション」、基本的にはアカデミーのメンバーらによる投票で
各部門5作品のノミネートが12月に発表されます。このCDはそのノミネートされた作品を
集めたものです。

 最後は「最終投票」です。アカデミーのメンバーの投票によって受賞者を決定し、
その名前を封印された封筒に入れ、中継当日に初めて発表されるわけです。

 さて、本CDに収録されたノミネート作品と、その結果は、
   (受賞曲と本CD収録曲は必ずしも同一ではありませんので)

   COLDPLAY 「Viva La Vida」
     『最優秀楽曲賞』『最優秀ロック・アルバム賞』『最優秀ポップ・パフォーマンス賞』
   ESTELLE feat. KANYE WEST 「American Boy」
     『最優秀ラップ・コラボレーション賞』
   SARA BAREILLES 「Love Song」
   NE-YO 「Closer」
     『最優秀男性R&Bヴォーカル・パフォーマンス賞』『最優秀R&B楽曲賞』
   LIL WAYNE feat. T-PAIN 「Got Money」
     『最優秀ラップ・アルバム賞』『最優秀ラップ・ソロ・パフォーマンス賞』
     『最優秀ラップ楽曲賞』
   ROBERT PLANT & ALISON KLAUSS 「Please Read The Letter」
     『最優秀アルバム賞』『最優秀レコード賞』『最優秀ポップ・コラボレーション賞』
     『最優秀カントリー・コラボレーション・ウィズ・ヴォーカル賞』
     『最優秀コンテンポラリー・フォーク/アメリカーナ・アルバム賞』
   RADIOHEAD 「House Of Cards」
     『最優秀オルタナティヴ・ミュージック・アルバム賞』
   LADY ANTEBELLUM 「Love Don't Live Here」
   JONAS BROTHERS 「Burnin' Up」
   JAZMINE SULLIVAN 「Need U Bad」
   DUFFY 「Mercy」
     『最優秀ポップ・ヴォーカル・アルバム賞』
   M.I.A. 「Paper Planes」
   ADELE 「Chasing Pavements」
     『最優秀新人賞』『最優秀女性ポップ・ヴォーカル・パフォーマンス賞』
   KATY PERRY 「I Kissed A Girl」
   LEONA LEWIS 「Bleeding Love」
   P!NK 「So What」
   GNARLS BARKLEY 「Going On」
   ONEREPUBLIC 「Apologize」
   MAROON 5 「Won't Go Home Without You」
   EAGLES 「Waiting In The Weeds」
     『最優秀ポップ・インストゥルメンタル・パフォーマンス賞』

 ワタシ的に気に入ったのは、賞とは無縁だったサラ・バレイレス、
どことなくエイミーを想わせる新人賞のアデル、同じく英国出身のダフィーあたりでしょうか。
いずれも今後の活躍が楽しみですね。