『今、売れてる曲だけ。超絶!大ヒット曲ワールド。』
さて、グラミーも終わりました。ご贔屓のアーティストはいかがだったでしょうか?
我々は毎年、今の時期にTVなどでグラミー賞の生中継や編集録画などを目にするわけですが、
実は、ここに至るまで4つのステップを踏んで選出されるのです。
先ず最初は「エントリー」、アカデミーのメンバーと各レコード会社がエントリーしなければ
なりません。その年度に初めてリリースされたもの、とか全米で市販されたものである、
とかいくつかの条件があります。
次に「予備選考」、専門家(数百名にのぼる)によって、条件の適合性、部門の妥当性などが
検証されます。
そして3番目は「ノミネーション」、基本的にはアカデミーのメンバーらによる投票で
各部門5作品のノミネートが12月に発表されます。このCDはそのノミネートされた作品を
集めたものです。
最後は「最終投票」です。アカデミーのメンバーの投票によって受賞者を決定し、
その名前を封印された封筒に入れ、中継当日に初めて発表されるわけです。
さて、本CDに収録されたノミネート作品と、その結果は、
(受賞曲と本CD収録曲は必ずしも同一ではありませんので)
COLDPLAY 「Viva La Vida」
『最優秀楽曲賞』『最優秀ロック・アルバム賞』『最優秀ポップ・パフォーマンス賞』
ESTELLE feat. KANYE WEST 「American Boy」
『最優秀ラップ・コラボレーション賞』
SARA BAREILLES 「Love Song」
NE-YO 「Closer」
『最優秀男性R&Bヴォーカル・パフォーマンス賞』『最優秀R&B楽曲賞』
LIL WAYNE feat. T-PAIN 「Got Money」
『最優秀ラップ・アルバム賞』『最優秀ラップ・ソロ・パフォーマンス賞』
『最優秀ラップ楽曲賞』
ROBERT PLANT & ALISON KLAUSS 「Please Read The Letter」
『最優秀アルバム賞』『最優秀レコード賞』『最優秀ポップ・コラボレーション賞』
『最優秀カントリー・コラボレーション・ウィズ・ヴォーカル賞』
『最優秀コンテンポラリー・フォーク/アメリカーナ・アルバム賞』
RADIOHEAD 「House Of Cards」
『最優秀オルタナティヴ・ミュージック・アルバム賞』
LADY ANTEBELLUM 「Love Don't Live Here」
JONAS BROTHERS 「Burnin' Up」
JAZMINE SULLIVAN 「Need U Bad」
DUFFY 「Mercy」
『最優秀ポップ・ヴォーカル・アルバム賞』
M.I.A. 「Paper Planes」
ADELE 「Chasing Pavements」
『最優秀新人賞』『最優秀女性ポップ・ヴォーカル・パフォーマンス賞』
KATY PERRY 「I Kissed A Girl」
LEONA LEWIS 「Bleeding Love」
P!NK 「So What」
GNARLS BARKLEY 「Going On」
ONEREPUBLIC 「Apologize」
MAROON 5 「Won't Go Home Without You」
EAGLES 「Waiting In The Weeds」
『最優秀ポップ・インストゥルメンタル・パフォーマンス賞』
ワタシ的に気に入ったのは、賞とは無縁だったサラ・バレイレス、
どことなくエイミーを想わせる新人賞のアデル、同じく英国出身のダフィーあたりでしょうか。
いずれも今後の活躍が楽しみですね。