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V.A. 「ジョビニアーナ~愛と微笑みと花」     2007

『選りすぐりの日本人アーティストが敬愛をこめて贈る
全曲新録のアントニオ・カルロス・ジョビン生誕80周年記念盤!』

 20世紀を代表する偉大なるコンポーザー、アントニオ・カルロス・ジョビンを
日本のミュージシャンがトリビュートしたアルバムです。

 まずは収録曲を

 曽我部恵一 / イパネマの娘
 オレンジペコー feat. ピエール・バルー / トゥー・カイツ
 Noa Noa / マリア・ルイーザのサンバ
 MONDAY満ちる / ノー・モア・ブルーズ
 bird / サムワン・トゥ・ライト・アップ・マイ・ライフ
 南佳孝 / 彼女はカリオカ
 akiko / ヂサフィナード
 INO hidefumi / ダブル・レインボウ
 TICA / 太陽の道
 キュビズモグラフィコ / ワン・ノート・サンバ
 JUJU / コルコヴァード
 キリンジ / ウェイヴ
 土岐麻子 / フォトグラフ
 多和田えみ / ディス・ハッピー・マッドネス


 ここに登場する日本のミュージシャンたちは、一部を除いて、
どこまでジョビンからインスピレイションを受けてるか?ということは、まったくわかりませんが、
それっぽく聴こえるように仕上ってます。

 ギター弾き語りの曽我部恵一の「イパネマの娘」などは、声の枯れ具合など、
なかなか味のあるヴァージョンとなってますが、途中、音程が狂っちゃう(わざと?)ところが
ご愛嬌です。

 どれも面白いヴァージョンばかりなのですが、ポルトガル語が持つ言葉の響きといった
ものを感じさせるのは、やはり南佳孝さんの「Ela E Carioca」と
akikoの「Desafinado」あたりではないでしょうか。
ていうか、ほとんどが英語ヴァージョンなので...(笑)