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DONAVON FRANKENREITER 「PASS IT AROUND」     2008

『波によりそうグルーヴィーなサウンドスケープ!
スマイルこそ人生で最も大切なことなのさ、
このアルバムで皆が楽しい気持ちになってくれることを祈るよ!・・・ドノヴァン』

 ドノヴァンなんて、いい名前だなぁ、ワタシと同年輩の方は、あのドノヴァンを
思い出しちゃうでしょう。(笑) でもこちらのスペルは「DONAVON」、ドナヴォン!?
バカボンみたいだなぁ。(笑)

 さて、昨夏にいただいたサンプル盤、去る1月18日、我が地方都市にもドナヴォンが
やってきました。年が明けた頃からFM地方局では電波でも宣伝してましたっけ。

 唄うプロ・サーファー、ドナヴォン、正直、もうちょっと軟弱な音を想像してましたが、
今作はなかなかレイドバックした音作りになってますね。
「Your Heart」なんかは、メキシカンぽい管を加え、ディティールに変化をつけたり、
「Sing A Song」でのG-LOVEのハーモニカや、タイトル曲「Pass It Around」での
ベン・ハーパーのワイゼンボーンとコーラスが加わった"ゆるゆる感"もなかなかです。。

 ワタシ的に難を言わせてもらえば、彼のソフトな唄声が、どの曲も同じテンションで、
ちょっと変化に乏しいと思われる節も無きにしもあらず...。