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南佳孝 TAKIBI隊 「camp」     2008

『せつなくて、やさしい。
美しい夕日と穏やかな海、そして想い出を紡ぐ、最高の「うた」。』

 ライヴなどで一緒にステージに立つ仲間とのユニット「TAKIBI隊」、
南佳孝(vo,g,fl)、Pecker(per,fl,cho)、竹田元(key,cho)のトリオです。

 このアルバムは「健康」「ライフスタイル」「エコロジー」に関するツールを販売する
DELLAというところからリリースされており、値段も¥1890とお徳!

 収録曲は

 Groovin'
 I Can See Clearly Now
 Don't Let Me Be Lonely Tonight
 (Sittin' On)The Dock Of The Bay
 ヤシの木の下で
 I Don't Want To Talk About It
 Gimme Little Sign
 月に向かって
 What's Going On
 Sleeping Lady
 スローなブギにしてくれ(I Want You)
 A Whiter Shade Of Pale

 洋楽クラシックとも言える曲に、自身のセルフ・カヴァー4曲を加え、
いかにも、海辺で焚き火を囲んで飲みながら唄ってるようなシンプルな仕上りです。
なんか、椎名誠さんの「あやしい探検隊」的な光景ですね。(笑)
バッキングもアコギ、エレピ、パーカッションといったシンプルな構成で、
「シンガー南」を充分満喫できる作品です。

 ジェイムズ・テイラーの「Don't Let Me Be Lonely Tonight」や
ダニー・ウィッテンの「I Don't Want To Talk About It」などで聴けるしっとり感は
夕暮れの海辺の焚き火のそばで唄われちゃうと、まさに「イチコロ」でしょう。
セルフ・カヴァーの「月に向かって」なんかはバックに波の音が入っていて、
まさにそのようなシチュエーションですよ。