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V.A. 「UNDER THE INFLUENCE : A JAM BAND TRIBUTE TO LYNYRD SKYNYRD」  2004

 インプロヴィゼイションの展開を得意とするジャム・バンドたちが
レナード・スキナードをトリビュートしたアルバムです。

 まずは面子と曲目を

 LES CLAYPOOL / Call Me The Breeze
 GALACTIC / Saturday Night Special
 GOV'T MULE / Simple Man
 NORTH MISSISSIPPI ALLSTARS / Whiskey Rock A Roller
 MOE. feat. JOHN HIATT / The Ballad Of Curtis Loew
 BLUES TRAVELER / Free Bird
 DRIVE BY TRUCKERS / Every Mother's Son
 BIG HEAD TODD AND THE MONSTERS / Sweet Home Alabama
 DISCO BISCUITS / Gimme Three Steps
 YONDER MOUNTAIN STRING BAND / Four Walls Of Raiford
 PARTICLE / Workin' For MCA

知ってる名前はブルーズ・トラヴェラーにジョン・ハイアットくらいです。

 どうも、このジャム・バンドという定義、古くはグレイトフル・デッドなど、
また最近ではフィッシュなどがその筆頭格のようですが、ワタシ自身、イマイチその価値観が
理解できないでいます。唄よりも演奏やインプロヴィゼイションに重点が置かれてるか、
と言うと、短い収録時間では、そこまで表現できてないようだし...。

 スキナードと言えば、トリプル・ギターがウリでしたが、このアルバムで
編成上はトリプル・ギターなのは、DRIVE BY TRUCKERSのみで、それもバトルなどを
フィーチャーしたものでもなく、イマイチ、テンションが上がりません。

 ブルーズ・トラヴェラーの「Free Bird」、ヴォーカル部分はかなり軽~い印象ですが、
アドリブはギターとハーモニカのバトルがイカシテます。

 これらの若いバンドの中にあって、やっぱりジョン・ハイアット、光ってます。
MOE.というバンドにヴォーカルでフィーチャーされてるんですが、彼のソウルフルなスタイル、
ひょっとして、本家のスキナードを凌ぐかも...。