『"彼ほど深く魂に訴えるアーティストを他に知らない...。"・・・エリック・クラプトン。
ブルース史に大きな足跡を残し、現在も影響を与え続けるロバート・ジョンソン、
全41曲をデジタル・リマスターして待望の初CD作品登場!!』
これしかないんですよ、もっと聴きたいと思っても、ホント、これしかないんですよね。
ロック・ミュージシャンにも幅広くカヴァーされ続けている名曲の数々。
「I Believe I'll Dust My Bloom」を聴けば、あのキース・リチャーズが
「これ、ホントに一人で弾いてんの!?」と仰天したのがわかります。
そのうえ、これはオッサンがギター弾いて唄ってるんじゃないんだよね、25歳の若者なんですよ。
四辻で悪魔に魂を売る代りにギターのテクを手に入れた...」と語り次がれたり、
殺されるまでのライフ・ストーリーや生き様などは別として、ギターを志した人は
一度はコピーを試みるも、むなしく挫折しちゃうのがロバジョンなんですよ。
あんたもそんな経験ない?
ブルーズメンやロック・ミュージシャンらによって有名になった曲がたくさんありますが、
エルモア・ジェイムスに手ほどきをした、と言われている「Dust My Bloom」、
ロバジョンとエルモアの2ヴァージョンがあれば、それだけ聴いてても一日過ごせる、
って感じですよ。
もっともっとロバジョンのことを知りたいけど、手がかりは、たった2枚残された写真と
このコンプリートCD、そして、当時を生きた老人達の曖昧な証言しかないのです...。