「まだ聴けてないCDたち」の1枚でした。
詳細はわからないのですが、アーサー・ライマンというヴァイブ奏者が作ったX’masアルバム
なんですよ。音を聴く限りは、ちょっとジャズっぽいインストなんですが、
ブックレットにはクレディットはなく、「ハワイアン・クリスマスのためのレシピ」みたいな
内容の英文が載ってるだけ...。
どうも「エクゾチカ(エキゾチック)・サウンド」という括りのようです。
RYKOレーベルの宣伝文には「Lounge King」とか「Lounge Acts」といった風に
表現されています。
収録曲も「赤鼻のトナカイ」とか「きよしこの夜」「ホワイト・クリスマス」「諸人こぞりて」
「ウィンター・ワンダーランド」などなど、どれもかなりポピュラーな曲ばかりです。
「allmusic」で調べてみると、1960年代に「MELE KALIKIMAKA」というタイトルで
発売されたモノのようで、この「MEKE KALIKIMAKA」はハワイ語で「Merry Christmas」
ですよね。ブックレットに挿入されてる写真や、ジャケ裏の写真などは首からレイをさげた
明らかにハワイアンな写真だし、CDケースの内側にはサンタがサーフィンしてるし...。
でもサウンドはちっともハワイアンじゃないし、で、ちょっとよくわからないアルバムでした。
でも、暖炉のそばで聴くハワイアンではなく、常夏の島で暖かい風を受けながら聴くX'mas
なのでしょうか?