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GEORGE STRAIT 「LEAD ON」     1994

 1曲目からバラードの「You Can't Make A Heart Love Somebody」が聴け、
バラード好きのワタシとしては嬉しい限りであります。

 本作はテキサス・スィングやテキサス・ホンキー・トンクといった従来のジョージのスタイルから、
ルイジアナ(ケイジャン)やカリフォルニア(ベイカーズフィールド)などの香りもふりまきつつ
ダンサブルな要素も加えたところが、今までと違う特徴ではないでしょうか。

 ケイジャン風の「Adalida」、ワタシは踊れませんが、きっと2ステップで踊るんでしょうね。
また、ストリングスとスティールをバックに唄われるタイトル曲「Lead On」も
ハーモニー・パートのきれいなバラードです。

 ベイカーズフィールド調の「What Am I Waiting For」や「I'll Always Be Loving You」
でのブレント・メイスンのギターも素晴らしいし、セールス的には記録的に売れたアルバムでは
ないのですが、彼の作品の中ではけっこう好きなアルバムです。