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PFM 「THE WORLD BECAME THE WORLD (甦る世界)」     1974

『マンティコア・レーベルより発売されたPFM第2弾アルバム。
世界中で大ヒットを記録した彼らの最高傑作!』

 彼らのアルバムでは4作目ですが、英語版では2作目ということになります。
英詩はお馴染み、ピート・シンフィールド(キング・クリムズン)です。

 1曲目から壮大な大作「マウンテン」が展開されます。コーラスを含めた音の重厚さは、
当時のプログレ界の先輩バンドたちにも、ひけをとってません。
フォーキーなメロディにメロトロンがかぶさってシンフォニックに展開する
タイトル曲「甦る世界」と共に、PFMの魅力が凝縮された曲です。

 また、ジャジーな要素とクラシカルな要素が合体したような「原始への回帰」では、
ムーグのサウンドやイタリアンらしくちょっぴり陽気なヴォーカル・パート、
そして後半の一糸乱れぬアンサンブルが素晴らしいです。
(恥ずかしながら、この曲、変拍子だと思ってましたが、カウントとってみたら
キッチリ8分の6拍子でした。笑)