オルタモントの惨事で有名な69年のドキュメンタリー映画「ギミ・シェルター」の主題歌です。
アルバム「LET IT BLEED」からのシングル・カットでした。
A面の「Gimme Shelter」、悲惨な事件とは裏腹に、トレモロを軽く利かせたキースのクールな
バッキングと、ミックとメリー・クレイトンのソウルフルなヴォーカルが聴きドコロです。
特に主役のミックを食ってしまったかのようなメリー・クレイトン、
後に「TOMMY」で活躍するのですが、まったく素晴らしいシンガーです。
B面の「Love In Vain(むなしき愛)」はご存知ロバジョンのカヴァーですが、
アコギのバックでドロ~ンと鳴り響くスライド(ミック・テイラー)やマンドリン(ライ・クーダー)
そして重たいドラムスがかなり効果的です。
さぁ、新生ストーンズの始まりだ!