イメージ 1

THE DOOBIE BROTHERS 「BROTHERHOOD」     1991

 復活ドゥービーズの「CYCLES」に続く2作目です。

 前作「CYCLES」の1曲目「The Doctor」を聴いただけで、
「ドゥービーズ安泰!!」と狂喜したものですが、
それに続く2作目は、どうもファースト・インプレッションが弱く、
ん~、どうなんだろう...。

 R&Bテイストが付加された分、ダイナミックなロックンロール色が薄れたような印象。
ドゥービー独特のカッティング・ワークやハーモニー・ワークが影を潜め、
「Is Love Enough」などでは、ブラスも取り入れ、どこかR&B風ロックンロールが
新境地を拓くことができるか...といったところでしょう。

 パット・シモンズのアコギのイントロからブラス入りの厚みのあるサウンドへと展開する
「Dangerous」が、出来としては素晴らしいだけに、後の楽曲の印象度の薄さが気になります。