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BEATLES 「HEY JUDE」     1964-69

 このアルバム、大昔、オリジナル・アルバムだと思ってました。
収録曲が足りないので、「Can't Buy Me Love」などの昔のヒット曲も収録したのかな?
なんて、しばらく思ってたくらいです。(笑)
実はシングル・リリースの曲を集めたベスト盤、ということを知ったときは、まさに目から鱗でした。
おまけに、日米加のみの発売なのですから。

 当時、ラジオで流れる「Hey Jude」を聴いて、「なんちゅう長い歌やなぁ」と思いながら、
この「Hey Jude」や、5thディメンションの「輝く星座~Let The Sunshine In」のような
曲調が途中でガラッと変わる長い曲が好きでした。けっこうラジオではフェイドアウトされてましたが。

 「ジュード」とは、日本の柔道とはもちろんまったく関係がなく(当たり前や!)
当時、離婚争議中だったジョンの息子、ジュール(ジュリアン)を励ますためにポールが作った曲で
英米日で大ヒットしたのは周知の事実です。

 ポールの魅力が一番詰まってるのは、実はこのアルバムじゃないか、と思ったりしています。
A-3「Paperback Writer」、A-4「Rain」、A-5「Lady Madonna」でのベース・プレイは
まさに圧巻! そしてタイトル・トラックのB-1「Hey Jude」はいうまでもありません。
前半はポールらしい美しい曲なのですが、後半の♪ダーダーダー・ダダダッダー♪のコーラスに
のっかるポールのシャウト、当時中学生だったワタシは「輝く星座」とともに好きな曲でした。
「Hey Jude」や「Lady Madonna」などは、学校から帰ると、冷蔵庫を開けるより先に、
毎日聴いていたのを思い出します。