正式なタイトルはTHE ART FARMER / BENNY GOLSON JAZZTET featuring Curtis Fullerの
「BACK TO THE CITY」ということになります。内容は、再編JAZTETのスィート・ベイジルでの
ライヴ音源です。
このジャズテットは1959年に結成、翌60年に「MEET THE JAZATET」でデビュー、
62年まで活動を続けますが解散、日本のイースト・ワールドの仕掛けで82年に再編、
アルバム「VOICES ALL」を発表、その後もパーマネント・グループとしてではなく、
何かのきっかけでその都度編成される、といった性格のユニットになってしまいました。
本作にはファーマー、ゴルスン&フラーのお馴染み3管に加え、リズム陣に
ミッキー・タッカー(p)、レイ・ドラモンド(b)、マーヴィン・スミッティ・スミス(ds)を
起用しています。
「From Dream To Dream」でのマイナーなメロディに乗せ、ファーマーのワン・ホーン、
お得意の"リリカル・フリューゲル"が堪能できる美しい曲です。