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はっぴいえんど 「HAPPY END」     1972

 ラスト・スタジオ・アルバム。
72年10月、レコーディングのため渡米、同年の大晦日に解散。
翌73年2月にリリースされました。

 たまたまスタジオにいたヴァン・ダイク・パークスや
ロゥウェル・ジョージ、ビル・ペインらフィートの面々、トム・スコットなどが参加しています。

 すでに解散状態にあったメンバーが、曲を持ち寄り、
最後にヴァン・ダイクと共作した「さよならアメリカ、さよならニッポン」が
彼らの活動を締めくくる一曲となってしまいました。
メンバーのモチヴェーションがほとんど無い状態で出来上がったB-4「外はいい天気」、
そしてB-5「さよならアメリカ、さよならニッポン」など、
ポップな仕上がりがまさしくハッピーな結末でした。

 大瀧師匠はすでにナイアガラ・サウンドの下地を作っていますし、
鈴木さんに至っては成長著しく、これで終わるのはもったいない、と思ってたら
「BAND WAGON」なんて、素晴らしいアルバムを作っちゃうし...。