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渡辺貞夫 「AUTUMN BLOW」     1977

 フィーチャリング・リー・リトナー&ヒズ・ジェントル・ソウツの
1977年東京厚生年金ホールでのライヴ盤です。

 リトナーといえばフル・アコを抱えているイメージが強かったんですが、
このステージはES-335を弾いてるようです。

 幕開けは爽やかな「Just Cruisin'」、
パトリース・ラッシェンピアノ・ソロもいいですね。
まさしく当時の爽やか系クロス・オーヴァー・サウンドです。

 B-1「Rapture」でのハーヴィー・メイスンのドラム・ソロに続く
ナベサダとアーニー・ワッツのサックス対決、
そしてリトナーのさりげないカッティングも聴きどころです。

 しかし、リトナーのグループを丸々巻き込んで、
好き放題やらせている太っ腹ナベサダ、全員ノリノリ、素晴らしいサウンドです。

 ここまでバッキングのサウンドがデカいレコードも当時は珍しかったですよ。