11人のゲスト(あえて「ミュージシャン」とは書きません、笑)と
デュエットしたアルバムです。
さて、どの人が「ヒーロー」で、どの人が「フレンド」でしょう。
多分、俳優のクリント・イーストウッドやカウボーイ・スターのロイ・ロジャース
がランディにとっての「ヒーロー」だったのでしょう。あるいは、ジョージ・ジョーンズや
マール・ハガード、ウィリー・ネルスンらも「ヒーロー」と言えるかも知れません。
あとの共演者は、BBキングを除いてすべてカントリー・シンガーです。
どのデュエットも素晴らしいのですが、
BBキングとの「Waiting On The Light To Change」、
BBはいろんなカントリー・シンガーと共演してますが、そこでのギターは
BBのブルーズ・キングとしてのフレーズに固執してきたあまり、
ちょっと違和感を感じることもありましたが、本作ではお得意の
チョーキングを多用しているものの、どこかしらにカントリー・テイストというか、
軽い躍動感みたいなものを感じるフレーズも聴け、ちょっと意外でした。
ブックレットに曲毎の共演者とのツーショット写真が載ってるのですが、
ランディの表情はどれも同じで、例えばBBと並んだ写真も、
ロレッタ・リンに頬を寄せられてる写真も同じようにはにかんでいるのが
可笑しいです。きっとワタシと同じように(?)実直で、飾らないシャイな人
なのでしょう。(笑・笑・笑)
Heroes And Friends
Do I Ever Cross Your Mind (with Dolly Parton)
Birth Of The Blues (with Willie Nelson)
All Night Long (with Merle Haggard)
The Human Race (with Vern Gosdin)
Shopping For Dresses (with Loretta Lynn)
Waiting On The Light To Change (with BB King)
A Few Ole Country Boys (with George Jones)
Walk Our Own Road (with Kris Kristofferson)
We're Strangers Again (with Tammy Wynette)
Smokin' The Hive (with Clint Eastwood)
Come See About Me (with Conway Twitty)
Happy Trails (with Roy Rogers)
Heroes And Friends Rerise