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V.A. 「CAFE APRES-MIDI:クレモンティーヌが選ぶボサノヴァ」

 そもそも「Cafe Apres-midi」とは「午後の紅茶」ならぬ、「午後のコーヒーを
飲む時のような幸せ」とかいう意味だそうで、「カフェ・アプレミディ」シリーズの
クレモンティーヌ篇が本コンピです。

 ボサノヴァ復帰後のナラ・レオンのジョビン・メドレー「Corcovado~Insensatez」、
カルロス・リラがポール・ウィンターとつるんだ「Voce E Eu」での
静けさの中に時折感じる躍動感...。

 ジョアンがゲッツのテナーを再び得てミウシャとデュエットした「Izaura」、
その他、バーデン・パウエル、アストラッド・ジウベルト、エリス・レジーナ、
トム・ジョビンなどの曲もセレクトされていますが、なぜか同列で収録されている
モンゴ・サンタマリアの「Watermelon Man」に強い違和感を感じてしまいます。

 「もしも明日、太陽の降り注ぐ国へと旅立つならば、
間違いなくこのコンピレイションを鞄に忍ばせるでしょう。」
というクレモンティーヌのことばは説得力がありますね。


 Elis Regina 「Domingo Em Copacabana」
 Tom Jobim 「Surfboard」
 Nara Leao 「Corcovado~Insensatez」
 Lonnie Liston Smith 「Quiet Moments」
 Sid Ramin 「Sugar In The Rain」
 Michel Legrand 「S'il Vous Plait Bossa Nova」
 Marvin Hamlisch 「Big Splash」
 Paul Winter with Carlos Lyra 「Voce E Eu(You And I)」
 Stan Getz 「Izaura(You Know I Just Shouldn't Stay)」
 Baden Powell 「Fim Da Linha(End Of The Line)」
 Astrud Gilberto 「Brazilian Tapestry」
 Mongo Santamaria 「Watermelon Man」
 Djavan 「Samurai」
 Djavan 「Beiral」
 Carlos Lyra 「Cartao De Visita」