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JHON PIZZARELLI 「MEETS THE BEATLES」     1998

 ジャズ・ギタリスト&シンガーのジョン・ピザレリがドン・せべスキーを
アレンジャーに迎え、ビッグ・バンドを率いてビートルズの曲をカヴァーしちゃいました。
ま、世の中にはレゲェ・ヴァージョンやボサノヴァ・ヴァージョン、
はたまたクラシック・アレンジなど様々なスタイルでカヴァーされたビートルズですから、
ビッグ・バンドなんてのもあり、ですね。

 華やかなビッグ・バンドもいいのですが、カルテットでの「夢の人」、このギターの
カッティングといい、ソロといい、スウィンギーで好きです。
また「Here Comes The Sun」もしっとり系のボッサ・アレンジで唄ってくれてます。
スロー・テンポのこれまたしっとり系の「You've Got To Hide Your Love Away」
も絶品!

 ビッグ・バンドをバックにブルージーに唄いあげる「Oh! Darling」...
とにかく、一人でビートルズの曲を何曲もカヴァーしてアルバムにするのは
至難の技と思えますが、この人はドン・セベスキーとの二人三脚で、アレンジの
多様性を武器に、難なくこなしちゃいました。(拍手!!)