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V.A. 「GAZ'S ROCKIN' BLUES」     40's-50's

 『世界的な "ヴィンテージ・ミュージック・コレクター" として名高い
ギャズ・メイオールの選曲で1991年にUK ACEから発売された
幻のコンピレーションLPが、ロンドンの人気ナイトクラブ「ギャズ・ロッキン・ブルーズ」
のオープン25周年を記念して、新たに14曲ものウルトラ・レア・チューンを追加のうえ、
遂にCD化! ギャズ自身がUK ACEの倉庫にカンヅメして、アメリカ西海岸の
「MODERN」「KENT」「COMBO」、ニュー・オーリンズの「ACE」等のオリジナル・マスターを
ハジからひっくり返してかき集めた全28曲はまさに圧巻の一言。』

 このアルバムを編集したギャズ・メイオールという名前にピン!ときた人、
そうです、ジョン・メイオールのご子息です。自身「トロージャンズ」というスカ・バンドを
率い、ブルーズのみならず、スィング、R&B、ロカビリー、ソウル、ブリティッシュ・ビート、
ワールド・ミュージック、アイリッシュなどのヴィンテージ物のコレクターとしても
有名なかたです。

 さて、91年のLP収録分には、エタ・ジェイムズ、ジョン・リー・フッカー、
ジミー・ウィザースプーン、B.B.キング、ピー・ウィー・クレイトンなどの
ビッグ・ネームも含まれていますが、CD化に際して付加された14曲には
リトル・ジョニー・ジョーンズやスキャットマン・クローザーズ、
ビッグ・ジョー・ターナー&ピート・ジョンスンなどに交じってジョー・ヒル・ルイの
オーディション音源や、謎の女性シンガー、ジーン・デメッツなどの「ウルトラ・レア」
が含まれています。

 全体的にジャンプ系が多く、まさに「ROCKIN' BLUES」でした。
未発表音源などの「レア度」は、ワタシにはわかりませんが、コレクターには
たまらない内容なのでしょう。