4作目のアルバムです。
のっけから明るめの「Little Bitty」、このフィドルが効いているメッチャ楽しげな
曲はトム・T・ホールのカヴァーです。続くタイトル曲「Everything I Love」は
一転してしっとり聴かせるバラードで、正統派シンガーならではの配曲のセンスで、
いつもながら感心させられます。
またアランとジョン・ウェスリー・ライルスの二人でサビのコーラスを多重録音した
「Between The Devil And Me」、ディキシー・バンドを加えた「Must've Had A Ball」
など、どれも素晴らしい内容のアルバムです。
それにしても、ハットを被ってボートに乗った写真をジャケに使ったカントリー・シンガーは
もちろんアランが初めてでしょう。