「LISTEN TO THE MUSIC : THE VERY BEST OF THE D.BROTHERS」 1972-80
『偉大なる一時代を築き上げたアメリカン・ロックの最高峰、ドゥービーズ。
トム・ジョンストン、パット・シモンズを中心としたロック・スピリット溢れる70年代から
マイケル・マクドナルドの加入によりアダルト・コンテンポラリーな魅力が開花した80年代まで
アメリカのみならず世界中から愛され続けた彼らのベスト・ヒット・セレクション、遂に登場!』
本作はドイツ編集の日本盤で、発売当時(92年)ドゥービーズのベスト盤は
「VOL.1」と「VOL.2」があり、マクドナルド時代の「VOL.2」はCD化されておらず、
オリジナル・メンバーの「VOL.1」にマクドナルド時代の曲が6曲付加されたものです。
ドゥービーが世に出た頃は、ブリティッシュ・ロックばかりを追いかけており、
オンタイムで真剣に聴き出したのは75年のアルバム「スタンピード」からだったと思います。
ドゥービーズは記録的な大ヒットというと初期の「Black Water」と後期の
「What A Fool I Believe」がNo.1ヒットになったくらいで、
特に爆発的にチャートを賑わしたヒット曲はないのですが、本作に収録されている曲は
ドゥービーズ・ファンならずとも、知っている曲ばかりでしょう。
マイケル加入後は賛否両論あるとは思いますが、私は別のバンドとしてとらえ、
どちらも好きです。ただベスト盤としてすべてを網羅してしまうとちょっとまとまりが
つかなくなるような気もしますが...。
マイ・フェイヴァリット・チューンは74年の「Black Water」と
75年の「Take Me In Your Arms」です。