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THE ROBERT CRAY BAND 「LIVE FROM ACROSS THE POND」     2006

 皆様、新年おめでとうございます。
 旧年中は大変お世話になりました。
 本年もよろしくお願い申し上げます。

 ということで、雪もなく年末の雰囲気がしなかった2007年、
一昨日から雪が降り、大雪警報なども発令される始末。
年末は31日まで目一杯仕事をし、年明けは珍しく3日間も休みを
とっちゃいました。ずっと元旦も仕事の世界だったので、元旦から
3日間も休みというのは初めてです。飲むぞ~!聴くぞ~!

 年末に買い込んだCDがたくさんあり、また一昨年から聴けずに
年を越しまくってるCDたちも多数あり...で、年の初めに
何を聴こうかと迷ったのですが、「ブルーズの書庫」も最近ほったらかしに
なってたので年末に買ったロバート・クレイのライヴ盤を聴くことになりました。

 彼の初のライヴ・アルバム(2CD)です。
2006年ロイヤル・アルバート・ホールでの記録です。

 全体的な印象から申し上げますと、スタジオ・アルバムと変わらない
クォリティを維持しているというか、言い換えますと、ライヴの熱さが
希薄なアルバムと言えるでしょうか。ブルーズメンでここまで丁寧に
唄い、弾かれたライヴ・アルバムは珍しい、というか初めてです。

 スタジオ盤ではウルフのマネが最後に入る「Our Last Time」、
ここでは最後まで自声で唄っています。珍しくピュアなスロー・ブルーズ
「12Year Old Boy」などは思わず「上手い!」と唸らせられます。
欲を言えば、昔、ジョン・ハイアットとデュエットした「ドック・オブ・ザ・ベイ」
のようなクラシック・チューンも取り混ぜて構成して欲しかったですね。
ブルーズを唄ってもソウルを唄っても上手い人ですから。