サー・ダグラス・クインテットのダグ・サームとオーギー・メイヤーズに
カントリー畑のフレディ・フェンダーと、ライ・クーダーなどのアルバムで
お馴染みのアコーディオン・プレイヤー、フラーコ・ヒメネスが加わった
ある意味スーパー・グループでしょう。彼らの3枚目です。
曲によってダグ、オーギー、フレディがそれぞれリード・ヴォーカルを担当。
タイトル曲「Hangin' On By A Thread」や「One And Only」のような
アメリカン・ロックや、フレディ・フェンダーお得意のバラード「Trying」まども
ありますが、やはり魅力はテックス・メックス・サウンドです。
ディランの「To Ramona」も取り上げており、フラーコのアコーディオンを得て、
見事なテックス・メックスを展開しています。英語で唄うダグ、そのあとフレディが
ラテン語で唄います。やはり、このバンドの決め手というか、キー・パースンは
フラーコでしょうね。