『ニューポート・ジャズ・フェスティヴァル、パシフィック・ジャズ・フェスティヴァル
二つのライヴ・レコーディングを収めた人気盤!』
72年にグループ名から「JAZZ」をとって、ただのクルセイダーズになった
グループです。メンバーはおなじみウィルトン・フェルダー(ts)、
ウェイン・ヘンダースン(tb)、ジョー・サンプル(p)、スティックス・フーパー(ds)、
ベースはニューポートがジミー・ボンド、パシフィックがハービー・ルイスです。
彼らが当時、主張してきた「Freedom Sound」「Power To The People」
というメッセージが、意外にも(?)クールに表現された4曲で、
ジミー・ボンドの印象的なベースラインがグループを引っ張っているA-1「Trance Dance」、
そして彼らのメッセージをタイトルにしたB-2「Freedom Sound」
共にクールな印象の演奏ですが、ウェインとウィルトンのソロはアーシーかつファンキー、
B-2のドラムがマーチっぽく聴こえるのも面白いです。
ファンキーなのにクール、新鮮に聴こえました。