『85年、彼のキャリアの中でも最も脂の乗り切った時期に、
ギターと歌のみで大勢の聴衆を魅了し唸らせた圧巻のライヴ録音!
ギターと歌だけの弾き語り、乗りに乗った時にジョアン・ジルベルトが放つ
他に類を見ない独特のスウィング感。彼の "ボサノヴァ" をダイレクトに
味わえる傑作アルバムが、発売以来初めてオリジナル・ジャケット、
オリジナル・フォーマットで登場! 待望の2枚組です!!』
85年あたりはブラジル音楽のボサノヴァ回帰にあたり、カエターノや
トッキーニョ、ジョアン・ボスコあたりもソロ・ライヴ盤を次々と発表、
そんな中でモントルーではジョビンやジウベルトが出演するプログラムも
組まれました。初録音の曲もいくつかあり、日本公演でも唄わなかった
カエターノ・ヴェローゾの「リオの少年」(こちらは初録音ではない)も
含まれ、日本のファンは大変羨ましがったそうです。その反面、「イパネマの娘」
「白と黒のポートレイト」「ヂサフィナード」「フェリシダーヂ」などの
ジョビン・ナンバーや「オ・パト」「ブラジルの水彩画」「エスターテ」
のような曲も披露しており、ジョアンの魅力が凝縮されたライヴ盤です。
声も若々しいし、とにかく日本公演を体験できなかった私にとっては
大きなインパクトでした。