1980年ですからデビューよりも3年も前のライヴ音源です。
まだ名前には "RAY"が付いていません。
「Slide Thing」では珍しくスライド・プレイが聴けるし、
オープニングのフレディ・キング作「In The Open」を聴くだけで、
すでにギターとヴォーカルのスタイルが確立されているのがわかります。
圧巻はオーティス・ラッシュ作の「All Your Love」でしょう。
クラプトンをはじめ、いろんな白人ブルーズ・ギタリストたちが
カヴァーしていますが、ここまでエモーショナルに唄いプレイした人は
いないでしょう。
マイナー・ブルーズ「Tin Pan Alley」でのギターもまさに絶品!
彼の絶頂期の演奏と比べても聴き劣りしないくらい完成されまくってます。