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JOURNEY 「LOOK INTO THE FUTURE」     1976

『弱冠21歳にして、早くもスーパー・ギタリストぶりを発揮している
ニール・ショーンのギター・プレイが聴き所!』

 75年のデビュー・アルバムでは、インスト・パートをふんだんにとり、
ちょっとプログレぽいサウンドで、結構気に入ってたのですが、
この2作目になると、グレッグ・ローリーのヴォーカル・パートが
大々的にフィーチャーされ、音作りも一転、コマーシャルな方向に
向いてしまいます。(と言ってもスティーヴ・ペリーが加入した
第2期ほどではありませんが)

 コマーシャルな「On A Saturday Nite」や
ジョージ・ハリスンの「It's All Too Much」を除いては
ハード・ロック路線に乗っかっているようで、どこかストレートすぎて
当時はちょっと戸惑ってしまいました。
でもさすがにタイトル曲「Look Into The Future」は
ニールの表情豊かなギター、グレッグのソウルフルなヴォーカル、
そしてエインズレィのパワフルなドラムス...
ちょっと1stをほうふつとさせます。
いづれにせよ、これが20歳そこそこの若者達の創り出すサウンドで
あることは賞賛に値するでしょう。