『ロック界のカリスマ、ニール・ヤングがCSN&Yの活動と
並行して作り上げた「ハーヴェスト」「ハーヴェスト・ムーン」に続く
アコースティック3部作の最終章。』
97年頃からバッファロー・スプリングフィールドのBOX編集の作業で
スティルスと共同作業をしたり、99年にCSN&Yとして
「LOOKING FORWARD」をリリースしたりで、
そのあたりの心情がオープニングの「Good To See You」の
「会えて良かった。また君の顔が見れて嬉しいよ。」という歌詞に
表れているのでしょう。
そして「Baffaro Springfield Again」では、
「もう一度連中に会いたい、ぼくらの演奏でみなを興奮させたい、
バッファロー・スプリングフィールドよ蘇れ...」とまで唄い綴ってます。
99年のCSN&Y「LOOKING FORWARD」でのニールの作品同様、
ここでもベン・キースが活躍していたり、
「Red Sun」でのリンダ&エミルゥのコーラス、
そして「Distant Camera」での「Old Man」のようなギター...
どうしてもアルバム「HARVEST」を想い起こしてしまいます。
本作発表当時は、アコースティックという作風で
「HARVEST」「HARVEST MOON」に続く3部作として認識されていましたが、
自身の「Heart of Goldを探す旅」というコンセプトでは
2005年の「PRAIRIE WIND」が3部作として新たに位置付けされています。