ワールド・デビュー前の伊盤2nd。
本作にキング・クリムズンのピート・シンフィールドが英詩を書き、
「幻の映像」としてワールド・デビューしました。
当時の日本では英語ヴァージョンが先行して紹介されていたため、
伊語ヴァージョンを遡って聴くと若干違和感も感じますが、
聴き慣れると伊語の響きもまた格別です。
「晩餐会」などは、アコギの伴奏でヴォーカルが始まり、
シンセ、メロトロン、ハープ、フルート、ピアノ...と
入れ替わり立ち代り登場し、ロバート・フリップのようなソフトなトーンのギターも飛び出し、
一つの曲にいろんなスタイルとアイデアが詰め込まれた作品です。