トップ40入りした曲が61曲もある彼女のヒット曲の中のいいとこどりをしたベスト盤です。
もちろん最初のNO.1ヒット「It Wasn't God Who Made Honky Tonk Angels」(1952)から
最後のNO.1ヒット「Heartbreak U.S.A.」や「Release Me」「I Can't Stop Loving You」
なども網羅しています。
ただ残念ながらレッド・フォーレィとデュエットしたNO.1ヒット「One By One」や、
同じくレッドとの「You And Me」などは収録されていません。
NO.1ヒットを初めて記録した女性カントリー・シンガーとして
後進の女性たちに道を切り開いた功績は大きく、74年にホール・オブ・フェイムに迎えられました。
男社会のホンキー・トンクの世界に女性の視点を持ち込んだのが最大の功績らしいのですが、
その辺りはよくわかりません。
しかし、この抑揚のない上品な唄い方を継承した女性シンガーというと、さしずめ誰なのでしょうか? なかなか思い当たりません。