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PEDRO ALMODOVAR  「VIVA LA TRISTEZA!」     2002

 映画監督のペドロ・アルモドヴァルが
映画「トーク・トゥ・ハー」の脚本を書いた時に聴いた曲を集めた作品です。
映画の内容とはまったく関係なく、サントラでもなく
「裏のサウンドトラック」と呼ばれているようです。

 いろんなジャンルのものが集められていますが、タイトルの「トリステーサ」にあるように、
「悲しみ」を表現した曲が多いようです。

 シャーリー・ホーンのボサノヴァ「過ぎし日の恋」、
ジミー・スコット「ナッシング・コンペアーズ・2U」などのジャズ・ヴォーカルも素敵だし、
ゴールドフラップやアルベルト・プラーなどはどこかシネマっぽい雰囲気があるし、
で、フィメール・ヴァージョンがしっとりしてていいですね。

 また映画本体にも登場したカエターノの「ククルクク・パロマ」のライヴ・ヴァージョンもありで、
なかなか面白い選曲になってます。


 SHIRLEY HORN 「ONCE I LOVED」
 JIMMY SCOTT 「NOTHING COMPARES 2U」
 GOLDFRAPP 「PAPER BAG」
 MICHAEL BROOK & DJIVAN GASPARYAN 「DARK SOUL」
 ALBERT PLA 「QUALSEVOL NIT POT SORTIR EL SOL」
 ANA D 「ME QUEDO CONTIGO」
 CHAVELA VARGAS 「LA LLORONA」
 KEPA JUNQUERA 「MAITIA NUN ZIRA?」
 CAETANO VELOSO 「CUCURRUCUCU PALOMA」
 CHET BAKER 「MY FUNNY VALENTINE」
 NINA SIMONE 「MY WAY」
 GREGORY ISAACS 「HOUSE OF THE RISING SUN」