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THE CHIEFTAINS 「THE LONG BLACK VEIL」     1994

 『古きを訪ねて、新しきを知る。
30年のキャリアを通してケルト・トラッドを愛し続けるグラミー賞受賞グループ、
ザ・チーフタンズを尊敬するスーパー・スター達が集まった傑作アルバム。』

 まさに起こるべくして起こったコラボの数々。
アイリッシュ・トラッドのように聴こえるトラックと、
あくまでロック・ポップスに変換されてしまったトラックと様々ですが、
どれも素晴らしい出来ばえで楽しく聴けます。

 トラッドには歴史的な事件や悲話などを題材にしたものが多く、
その辺を理解しながら聴くには、訳詞付きの国内盤はやっぱりありがたいですね。

 特に好きなのはやはりフィメール・シンガーのトラックで、
シニード・オコナー「フォギー・デュー」、
あとはアレンジものではマーク・ノップラー「リリー・オブ・ザ・ウェスト」、
ライ・クーダー「コースト・オブ・マラバー」あたりでしょうか。