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COLOSSEUM  「THE REUNION CONCERTS」     1994

 71年の名盤2LP「LIVE」のメンバーが集まった再編成ライヴです。

 71年の「LIVE」から20余年、メンバーの力量はそれほど衰えていないのですが、
なぜか "重さ"を感じないのです。
(さすがクリス・ファーロゥは全盛時に比べるとちょっと辛そう?)
とは言え、あの「ヴァレンタイン組曲」でのインプロヴィゼィション、
まさに "ジャズ・ロック"という言葉の響きを音として感じれるサウンドです。
ハイズマンの "怒涛"のドラミングや、私の好きなファーロゥのパワフルなヴォーカルも健在です。

 それにしても「組曲」の中の「The Grass Is Always Greener」での
クレムスンのギター・ソロに呼応するように叩くハイズマンの "怒涛"のドラミングは感動モノです。
それに「想像されたウェスタンのテーマ」「ストマン」でのファーロゥの雄たけびには涙がでます。
特に前者はジャック・ブルースよりよっぽどいいですよ。