『チェットのトランペット、ヴォーカルをメインに、ギター、ベースという変則トリオで贈る名演が蘇る!
アルバム未収録1曲を加え国内盤初CD化!』
スティープル・チェイスのお抱え、ダグ・レイニー(g)、ニルス・ペデルセン(b)を従えての
コペンハーゲン・レコーディング。
晩年の作品には駄盤(と言われるモノ)もいくつかあるようですが、
ここでのスティープル・チェイスのシリーズは素晴らしい作品群だと思います。
「But Not For Me」でのスキャットも「走ってる!」って感じだし、
ペデルセンのウォーキング・ベースやレイニーのギターも見事なスウィング感を産み出しています。
またタイトル曲での「アンニュイ」なヴォーカルやトランペットのソロ、レイニーのギター・ソロと、
どれをとっても本アルバムの中でも一番の出来ではないでしょうか。