『今宵、月満ちて。
リンダ・ロンシュタット、ジェイムス・テイラー、ニコレット・ラーソン、
ジャック・ニッチェを迎えた "ハーヴェスト、その後"。
「傷だらけの栄光」に続く、最新オリジナル・アルバム。』
発売時のコピー文句にはジャック・ニッチェの名前もありますが、ストリングス・アレンジで参加、
実際はスプーナー・オールダムです。(他は昔のストレイ・ゲイターズとかわりません)
72年の名作「HARVEST」から20年、「歳をとる」ということをポジティヴにとらえた
「HARVESTの続編」と言われています。
当時のストレイ・ゲイターズやJ.T.& リンダなども起用し、
内容的にもたしかに「HARVEST」に呼応する部分もあるものの、
72年の「Alabama」や「Words」のようなハードな部分がなく、ちょっとモノ足りない気もしますが、
あえてストレイ・ゲイターズを従え取り組んでいるところなど、やはり本質は変わっていないのでしょう。
「You And Me」のメロディや、ベン・キースのスティールがフィーチャーされたトラックを耳にすると、
やはり「ニヤッ!」とさせられます。