フィートの6作目にあたる作品で、ローウェル・ジョージがプロデュースを担当せず、
テッド・テンプルマンに任せてしまったアルバムです。
また、ローウェルの作品も2曲しか含まれておらず、
今までローウェルのみが評価されがちだったのに対し、ビル・ペイン(kbd)やポール・バレル(g)なども
表に露出したサウンドです。
そんなこともあってか、泥臭さが薄れ、タワー・オブ・パワーのホーンを導入したせいもあってか、
ちょっと洗練された感じです。
全体的にかなりリズムが強調されているように感じますが、
これもビル・ペインのキーボードが前面に出ていることが要因のひとつと思われます。
「Red Streamliner」なんかはドゥービーになってしまってますしねぇ。
それにオープニングの「Hi Roller」、このファンクっぽいサウンド、似合わねぇ...。