『ジャズ史上に輝く伝説の名コンボ、ファーマー~ゴルソンによるザ・ジャズテットここに復活。
(20年ぶりの再会セッション)』
1959年にアート・ファーマー、ベニー・ゴルスン、カーティス・フラーの
3管編成のジャズテットの再編成来日レコーディングです。
実はこのレコーディングの2週間前にニューヨークで
アート・ブレイキーのオールスター・ジャズ・メッセンジャーズのプロジェクトで
ゴルスン、フラー&フレディ・ハバードで3管をやってるんですよね。
そのメンバーでハバードがファーマーに替わり、ブレイキーがアルバート・ヒースに替わって
再編成ジャズテットの出来上がりです。
ベニー・ゴルスンの新作「Voices All」「Evermore」が含まれますが、
あとは「Whisper Not」「Killer Joe」「Mox Nix」「I Remember Clifford」
「Park Avenue Petite」と往年のナンバーを再現してます。
アレンジも往年のものを採用してますので、まるで時間が逆戻りしたような錯覚を覚えます。
ただし、音は当時の最新デジタル・レコーディングですが。
もちろん、B-1「Mox Nix」のフラーのソロには日本の「さくらさくら」のメロディが引用されてます