『リヴの人柄が伝わるハートフルなライヴ作、日本初登場。』
webでしか購入できなかったものが日本で発売されました。リヴのライヴ音源は96年の「SNAPSHOT」がありますが、両者共、小ホールでのアット・ホームな雰囲気が伝わり、リヴならではの作品です。
ライナーの彼自身のことば 「ライヴは、ぼくと聴衆のギヴ&テイクである。このCDはぼくの歌を聞いている聴衆を録音したものだと思う。聴衆がぼくに語りかけ、ぼくは歌うことで彼らに応える。その情景を思い出すと自然に顔がほころびる。ぼくにとって、彼らがそこにいてくれたこと、そこにいてくれること以上の賛辞はない。」...どうですか、この謙虚なスタンスに改めて共感しました。
96年の「SNAPSHOT」は輸入盤しかないため、曲間の語りや、オーディエンスとのやりとりなど、意味がわかりませんでしたが、今回はバッチリ和訳がついてまして、「I Hate Country Music」などは、かなり面白い語りです。
後半のバンジョー・プレイもなかなか達者で、「The Banjo」では兄嫁の「うつろな愛」や、「ニューヨーク・ニューヨーク」「監獄ロック」などがバンジョー弾き語りで唄われます。ちなみに「SNAPSHOT」では「輝く星座」「あなただけを」「セレブレーション」などが飛び出しました。
それにしても楽しいコンサートです。ステージに上げられてしまった「トーシロ」のかたも、ハッピーな方達です。