『これが全世界にボサ・ノヴァ・ブームをまきおこすきっかけとなった記念すべき名盤!
ゲッツのウォームなテナーはまさにボサ・ノヴァにピッタリ。』
ジャズメンがボサノヴァに接近した先駆けのアルバムといえるでしょう。
本作以降、ゲッツはボサノヴァの作品を立て続けにヒットさせました。
背景はしらなくても、アストラッド・ジルベルトとの「イパネマの娘」は誰もが一度は耳にしたことがあるでしょう。
ゲッツと共にボサノヴァをジャズにとり入れたチャーリー・バード、
彼とゲッツのコンビネーションはクール・ジャズからウォーム・サウンドへと新しい切り口を開いたと思われます。
「ディサフィナード」「悲しみのサンバ」「ワン・ノート・サンバ」など、
ジャズ・ファンではなくても親しめる作品ばかりです。