イメージ 1

RORY GALLAGHER 「TOP PRIORITY」     1979

 『生涯をブルーズに捧げ、魂で音楽を語った伝説の男がここにいる---伊藤政則   
79年発表のソロ10作目。
ボーナス・トラックとして本作のレコーディング・セッションのオリジナル・テープから
「ヘルキャット」「ザ・ウォッチャー」の2曲を収録。』

 前作「PHOTO-FINISH」同様、ロックンロール色全開のストレートなサウンドです。
長期ツァーで培った音を、ツァーとツァーの合間にレコーディング、それもスタジオ・ライヴ形式で、
というスタイルを貫き通しているロリーは、スタジオ盤も常にエキサイティング!

 クリサリス移籍後、コマーシャルな音作りが加わるなかで、ちょっとヘヴィーな「Keychain」、
スライドが縦横無尽に暴れる「At The Depot」そしてスロー・テンポなブルーズ・スタイルの「Off The Handle」
に至ってはまさに私が期待していたサウンドで「ニヤリ!」です。