『新たな円熟期を迎えた英国随一のギタリスト/シンガー/ソングライター、リチャード・トンプソンの圧倒的な充実ぶりが伝わってくる待望のニュー・アルバム!』
キャピトルとの契約を終え、自ら原盤を保有し、各国のレーベルに販売権を貸与するシステムを構築したようです。日本にはPヴァインを通じて発表されました。
ダニー・トンプスン(b)、マイケル・ジェローム(ds)とのトリオ編成で、リチャードはギター、マンドリン、アコーディオン、ダルシマー、ハーモニウムなどをダビングしてます。
70年代にイスラム教に改宗した彼がタリバンを非難する曲を書いたりと、ちょっと政治色が込められていますが、音自体は相変わらず素晴らしいもので、独特のギター・プレイも健在です。2曲目の「Jealous Words」などでは一聴してR.T.と判るような素晴らしいギターが聴けます。