イメージ 1

ART PEPPER 「TODAY」     1978

 復帰後ペッパーはギャラクシーと契約し、78年から82年まで140曲ほど吹き込んでいます。
本作はギャラクシー第一弾で、
イースト・コーストのリズム・セクション - スタンリー・カウエル(p)、セシル・マクビー(b)、
ロイ・ヘインズ(ds) - を従えた作品です。

 当時のSJ誌の編集長だった児山紀芳氏に捧げた「Mambo Koyama」の初録音も含め、
スリリングな「Lover Come Back To Me」なども素晴らしい好演です。
またペッパーの古いオリジナル「Patricia」はバラード・スタイルで始まり、
クロージングの盛り上がりが素晴らしく、アートがリズム・セクションを鼓舞しつつ
一体感を生み出す様が感じられます。