70年代のジョイスはボッサをルーツにしているのは明らかなのですが、
80年代に入ると、アルバム「FEMININA」に聴かれるように、リズムにスピード感が加わりジャジーな雰囲気も味わえます。
ネルスン・アンジェラ、トニーニョ・オルタ、ノヴェリ、ナナ・ヴァスコンセロスらと組んだ
70年代初期のボサノヴァ・タッチの素朴な歌声とリズムも素晴らしいし、
80年代のフュージョン・タッチのジョイスもまた魅力です。
自身のギターにヴォーカルをマルチ・ダビングした神秘的な「Docura Forte / Agua e Luz」が特にお気に入りです。