(「ハーフ・ザ・パーフェクト~幸せになる12の方法」)
『1ダースの恋愛短編集 心暖まるラヴ・ソング・アルバム・・・
前作「ケアレス・ラヴ」が全世界で100万枚以上の大ヒットを記録した
21世紀のビリー・ホリデイことマデリン・ペルーの待望の新作、
スペシャル・パッケージ仕様でいよいよ日本発売!』
10月に発売されたアルバムで、サンプル盤を何度も聴き返しました。
FMを聴きながら仕事をすることが多いのですが、最近よく流れてます。
米国生まれ、仏国育ちのマデリンの3作目です。
レナード・コーエン、フレッド・ニール、ジョニ・ミッチェル、セルジュ・ゲンズブール、
チャールズ・チャプリン、トム・ウェイツなどのカヴァーを中心に構成されており、
ウォルター・ベッカーと共作の「I'm All Right」も含まれています。
特に、L.コーエンやJ.ミッチェルの曲を取り上げ、k.d.ラングをヴォーカルに迎えているところなど、
カナダを意識しているところも興味深いです。
さて、トムの「土曜日の夜」、ホリー・コールのジャジーなカヴァーもありましたが、
マデリンのヴァージョンはアコギやスティール・ギターをフィーチャーしたフォーキーな感じの中にも
どこかビリー・ホリデイを想わせるような節回しがあり、なぜか懐かしく感じる一曲でした。
このアルバムもきっと「スルメ」ですね。「聴けば聴くほど...」、しばらくハマリそうです。